2月なのに暖房もいらないなんて、不思議な感じがしますね🌜🌛
【第21回ブロックチェーン推進議員連盟でReFiの説明】
自民党国会議員有志による、ブロックチェーン技術の普及を目指す「ブロックチェーン推進議員連盟」の第21回会合が2/5に衆議院第一議員会館で行われました。今回のテーマが「ReFi」であり、ReFi JapanからはF太郎が参加してきました。
本会合は、自民党国会議員だけでなく、ReFiに関係する経済産業省、金融庁、デジタル庁からも参加があり、経産省からは現在の脱炭素政策やカーボンクレジット取引の現状などの説明がありました。
その後、F太郎からReFiの事例紹介として、KlimaDAOが進めているブロックチェーンによるカーボンクレジット取引について説明しました。
本会は計1時間で、後半30分は国会議員からの質問時間でしたが、非常に多くの質問がありました。日本ブロックチェーン協会(JBA)代表理事の加納さんからも、これまでで一番盛り上がった会だったという評価もあり、国会議員の皆さまのReFiへの期待感が伺えました。
ある議員からも、カーボンクレジット取引にブロックチェーンを取り入れることについて、国としても真剣に考える必要があるという主旨のコメントがあり、ReFiが日本でのWeb3のキラーユースケースとなる日もそう遠くないのではないかと感じました(F太郎個人の感想です・・!)
今後、日本からReFiを盛り上げ、地球規模の社会課題解決に繋げるために、具体案を国に提言できる可能性もありますので、アイデアがある方はぜひReFi JapanのTelegramでご意見をお願いします。
貴重な機会をいただきました、JBAとブロックチェーン議員連盟の皆さまには、この場を借りて感謝申し上げます。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名:Coala Pay
■概要:Coala Payは支援金などを、支援を必要としている人達にいち早く届けるためのソリューションです。つまり、人道支援や寄付におけるラストワンマイルを担います。通常、支援金などが現地に届くまでには煩雑な手続きと複数の組織を経由することになります。その場合、政府やNGO組織の関係者による横領や中抜きによって、本当に必要な所にお金が届きにくいという問題を抱えていました。Coala Payはブロックチェーンと暗号資産(特にステーブルコイン)を使用することで、支援を必要としている人たちになるべくP2Pに近い形で届けることを目指しています。
2月にシードラウンドをクローズして、$815kの調達に成功しており、現在はホワイトリストに登録されたアカウントにもがアクセスできるようになっています。支援金を受け取る組織や地元の団体はCoala Payに登録する際にKYCなどをクリアする必要があります。必要なプロセスをクリアするとCoala Pay上で支援金を受け取るためのプロジェクトを立ち上げることができ、利用者はステーブルコインなどの暗号資産で支援金を送ることが可能になります。すでにプロッとフォームは動いており、最初の支援金プロジェクトは2023年11月に支援金を受け取ることに成功したようです。
日本では2024年はステーブルコイン元年とも言われていますが、このようなステーブルコインのユースケースが広がっていくのはいいことだと思います。一方で受取り側がそれらを正しく扱うことも求められるので難しいですが。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ Noriがロゴを変更してリブランド
環境再生型農業からカーボンクレジットの創出、及びそのマーケットプレースの開発に取り組んでいるNoriが、ロゴを刷新しリブランディングしました。
新しいロゴはNori の「N」をベースに、大気から二酸化炭素を取り出すことを象徴する下矢印を取り入れています。そして中心には葉を置くことで、再生農業から始まるNoriの起源を表しているとのことです。
■ Celoの月間アクティブユーザー数が100万人に近づく
Celoの月間アクティブユーザー数が100万人に近づいていると、ブロックチェーンデータプロバイダーのToken TerminalがXで投稿しました。Token Terminalによると、最もユーザー数に貢献しているアプリは、UBI(ユニバーサル・ベーシック・インカム)構築を目指しているGoodDollarとのことです。日本ではあまり馴染みのないCeloですが、アフリカなどの発展途上国を中心に利用が広がっているようです。
■ Web3×環境・カーボンクレジットに関するZoomオンラインイベント開催
私(F太郎)のイベント告知となり恐縮ですが、明日2/15の20時からZoomのオンラインイベント『KlimaDAO F太郎と語る今注目のカーボンクレジット市場のトークン化と日本のWeb3×環境政策』がございます。Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.の山田さん、Cabinet Inc.の石田さんのYouTubeチャンネル「SDG3」にお邪魔して、色々とお話させていただきます。SDG3はWeb3型社会課題解決メディアで、毎回お二人の大変ホットな社会課題×Web3のお話を聞くことができる番組です。お時間許す方は、ぜひイベントにご参加下さい!
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メンバー紹介
■F太郎(KlimaDAO)
Web3でカーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
免責事項
当ニュースレターの目的は、暗号資産やトークンの購入や売却などを勧誘するものではありません。掲載されている情報は、誤りがある可能性があります。当ニュースレターのご利用により、被害・損害などが発生したとしても、ReFi Japanは一切責任を負うものではないことをあらかじめご了承ください。また、当ニュースレターは閲覧及び情報収集のみの目的にてご利用いただき、無断複製や転載などは行われないようにお願いいたします。