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【Climate Tech領域特化のアクセラ「SUITz Tokyo」の第1期採択企業が発表】
Climate Tech領域スタートアップ特化のアクセラレーションプログラム「SUITz Tokyo」の第1期採択企業が発表されました。SUITz Tokyoは日欧米グローバルVC7社と連携しているプログラムであり、採択企業が今後グローバルに活躍していくことが期待されます。SUITz Tokyoは、アドライト社が展開するネットゼロのための共創プラットフォーム「SUITz」のプラットフォーム基盤を活用した、クライメート領域のスタートアップを対象とするアウトバウンド&インバウンドのアクセラレーションプログラムとのことです。
採択企業は下記になっています。
Alchemist Material株式会社
株式会社CULTA
株式会社グリーンケミカル
SORA Technology株式会社
Degas株式会社
株式会社Next Carbon
PEEL Lab株式会社
株式会社FINBEST
ユナイテッドシルク株式会社
このような既存なClimate tech領域に挑戦するスタートアップやプレイヤーが増えないと、最終的にReFiに取り組むプレイヤーも増えないと思っているので、このようなスタートアップの動向はとても気になります。まだまだ知識不足ですが、Climate Tech領域も勉強していきたいです。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名:HYPHEN
■概要:HYPHENはスイスのバーゼルに拠点を置くクライメートテック企業で、フラックスタワー(リアルタイムでGHG濃度を観測するタワー)や人工衛星から観測したGHG情報を利用したdMRV(デジタルMRV)を専門としています。そして、dMRV情報を基に直接カーボンクレジットをブロックチェーン上にトークンとして発行するサービスも提供しており、昨年11月にはToucanとの提携を発表しておりました。クレジットをトークン化するときに、関連するすべてのメタデータをトークン内に埋め込むことができ、そこで通常のクレジットと比べ透明性やトレーサビリティを担保することが可能となります。
また昨年12月にはHBAR Foundation(Hedera)との提携も行われ、Hedera Guardian(Hederaのカーボンクレジット創出に関わるプロジェクト)のエコシステムに参加し、dMRVの強化をサポートすることが決まっています。透明性とトレーサビリティを最大化するために、すべての生の IoT センサー データは、Hedera Guardian を通じてモデル化されたフラックスデータと並行して実行されるようです。
IoTセンサーから直接カーボンクレジットを創出することで、コストを下げ、しかもクレジットの信頼性を上げることができるため、ぜひこのような手法も参考にして日本でのクレジット創出に繋がればと考えています。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ Circleが発行する$USDCがCeloにネイティブ対応
Circle社が発行するステーブルコインUSDCが、Celoチェーンにネイティブに対応することが発表されました。USDCは2023年頃よりマルチチェーン対応が加速しており、ついにCeloにも対応することになった。
今回のネイティブ対応において最もユニークな点は、今後Celoチェーンのガス代としてUSDCを使用する可能性があるという点であす。ガス代としてUSDCを使用する提案は、Celoの開発元であるcLabsによってガバナンスに提案されることが予定されている。USDCをガス代として使用するチェーンとして、XIONなどが挙げられるが、モバイル決済・マイクロペイメントを強みとしているCeloとの親和性はとても高いように感じます。
■ Goshuin Japanが第1弾NFTとして龍岸寺とのコラボNFTを1月31日に販売開始
Goshuin Japanが、ドローンを飛ばしたりすることで有名な龍岸寺がオリジナル御朱印NFTを1月31日に販売開始するようです。龍岸寺は「一緒にツクろう。新しいお寺のカタチ。」をコンセプトにしており、積極的に新しいテクノロジーを取り入れられているようで、NFTを採用したと考えられます。
今回販売されるNFTはオリジナルの御朱印デザインをモチーフにしており、主に御朱印集めを趣味にされている方向けに販売しているように感じます。本NFT保有者は、龍岸寺に参拝するとNFT購入者限定の御朱印を授与されるようです(※限定御朱印の授与には別途冥加料が発生するのでご注意ください)。クレジットカードでも購入できるようなので、ぜひご購入してみてください。
■ ValoraがEthereum Mainnetに対応してマルチチェーンウォレットに
Celoチェーンに簡単にアクセスできるモバイルウォレットである「Valora」が、Ethereum Mainnetに対応したことが発表されました。なお、この機能はベータ版であることに注意が必要です。Ethereumへの対応の背景には、CeloがEthereumのL2に移行することが背景にあるとされており、CeloがL2移行することにより、Ethereumとの関係性はより密接になっていくことが予想される。EthereumのTVLやDappsなどをCeloのエコシステムに呼び寄せていく必要がある。
またValoraの特徴として、電話番号に対して暗号資産を送付できる機能がある。こちらの機能もEthereumにも対応するようなので、ぜひ利用してみてください。
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メンバー紹介
■F太郎(KlimaDAO)
Web3でカーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
免責事項
当ニュースレターの目的は、暗号資産やトークンの購入や売却などを勧誘するものではありません。掲載されている情報は、誤りがある可能性があります。当ニュースレターのご利用により、被害・損害などが発生したとしても、ReFi Japanは一切責任を負うものではないことをあらかじめご了承ください。また、当ニュースレターは閲覧及び情報収集のみの目的にてご利用いただき、無断複製や転載などは行われないようにお願いいたします。