「55」という数字を見ると松井秀喜選手を感じざるを得ません
【12/26に「Web3/ReFi Night in Osaka」を開催】
今年は「ReFi TOKYO」に始まり、いくつかのReFi関係のイベントを主催(共催)してきましたが、最後に大阪にて「Web3/ReFi Night in Osaka」を開催致します。Web3イベントが東京一極集中化しており、IVSのような大きなイベントの際にしかイベントが実施されない問題を解決できればと思います。
【登壇プロジェクト/企業】
ReFi Japan
PIZZA DAY
Web3とウールでアパレル環境問題を解決するライフウエアブランド
Shape
不動産管理×ブロックチェーン
Klima DAO
カーボンクレジットのオンチェーンソリューション
MLS Japan
文書管理×ブロックチェーン
株式会社オプテージ
金融機関向けのノードホスティング事業
なお、本イベントは「Study:大阪関西国際芸術祭 vol.3」の会場である船場エクセルビル内のナカセンバカフェにて実施致します。関西でWeb3に取り組んでいたり、興味関心のある方は、ぜひお越しください。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名:Quantum Temple
■概要:Quantum Templeは、Regenerative Travelの実現を目指すWeb3を活用したB2G2Cプラットフォームです。Government(自治体)とConsumer(一般ユーザー)を対象にした、地域文化を保護、加速する活動を行っています。つまり自治体などと提携して、一般ユーザーに対して地域文化の魅力を発信していく、地方創生系のプロジェクトとなります。すでにインドネシアの観光クリエイティブエコノミー省と提携しており、いくつかの無形文化遺産や有形文化遺産をNFTとして発信しています。NFTはEthereumとAlgorand上で発行されており、Suiにも対応が予定されているようです。
NFT販売の利益は文化財を保護している団体(自治体)などにもシェアされることになっています。上記のNFTの例では、下記のようなシェア配分が決まっています。
40%:Quantum Temple
40%:文化の保護者(自治体)
10%:映像制作者
5%:キュレーター
5%:インパクトファンド
インパクトファンドはQuantum TempleのメンバーシップNFTである「Cosmic Membership」ホルダーのガバナンスによって運営されます。主にQuantum Templeに付加価値を与えるプロジェクトに対して資金の拠出を行いますが、地域社会にWi-Fiネットワークなどのインフラを提供するようなことも対象になるようです。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ COP28でBxC主催のサイドイベント開催
アラブ首長国連邦 (UAE) で開催中の第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28) のサイドイベントとして、12/6にBxC主催の「The Promise of Blockchain:
Catalytic Scale for Climate Finance」が実施されました。
BxCは気候関連のブロックチェーンの取り組みを業界全体で進めるために発足された団体で、web3プロジェクトだけでなく、カーボンクレジットの最大手の認証機関であるverraなども参加しています。イベントは午後4時から深夜まであり、10個程のセッションが行われました。webページやXの投稿からはセッションのタイトルしか見れませんが、非常に興味深いものばかりです。動画などの公開があることを期待しています。
■ Noriが「Nori Net Zero Tonne™」を発表
環境再生型農業からカーボンクレジットの創出、及びそのマーケットプレースの開発に取り組んでいるNoriが、新たなカーボンクレジットである「Nori Net Zero Tonne™」を発表しました。
これは、Noriがこれまで開発に取り組んでいたクレジット「Nori Regenerative Tonne(NRT)」に、Frontierが開発しているクレジット「Frontier Offtake Tonnes」を組み合わせた混合型のクレジットです。NRTは農業由来であり、カーボン吸収の期間は10年と、一般的なクレジットより短い期間が設定されていました(国際的に認められている永続性基準年数は100年間)。今回のNori Net Zero Tonneは、半永久的にカーボン吸収を保証するFrontierのクレジットをプラスすることで、NRTの欠点が補強されることとなります。
■ Celo開発者、注目のレイヤー2移行を評価するための1月中旬のタイムラインを提案
開発チームのCLabsは、ディスカッションフォーラムで「L2スタックを選択するためのフレームワーク」を公開し、12月中旬までにこの文書に対するコミュニティからのフィードバックを募集し、その後1か月間にわたってさまざまな候補を評価する予定です。
Celoコミュニティは今年7 月にレイヤー 2 ブロックチェーンへの移行計画を承認しました。これはCeloが独立したチェーンとして残るよりも、イーサリアムエコシステムの一部として機能する方が成功確率が高いと考えられるためです。当初、CLabs はOptimismエコシステムのOP Stackを、新しいレイヤー 2 ネットワークのデフォルトのプロバイダーとして指名していましたが、まだ決定していないようです。今後の動向に注目が集まります。
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メンバー紹介
■F太郎(KlimaDAO)
Web3でカーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
免責事項
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