プロ野球では阪神が38年ぶりの日本一に輝きましたね⚾
【メタバースで環境問題を学ぶ】
Meta社によって一躍有名になったメタバース、当時はあらゆるメディアで取り上げられていましたが、最近では言葉すら聞かなくなってしまいました。当時ブロックチェーン上のメタバースもとても盛り上がっており、多くのプロジェクトがメタバースという言葉をマーケティングで使用していました。ブロックチェーン上のメタバースには老舗としてTha SandboxとDecentralandがあります。今回は前者のThe Sandboxで環境問題を学べるゲームなどが登場してきているので、紹介致します。
DBS BetterWorlds
シンガポール最大のメガバンクであるDBS銀行が、The Sandbox上にサスティナビリティとフードロス削減をテーマにしたゲームである「DBS BetterWorlds」をローンチすることを発表しています。DBS BetterWorldでは、ゲームを20分程プレイすることで報酬を獲得することができ、最終的にその報酬を現金化できるようにするとのことです。現金化のためには、DBS銀行のモバイル決済アプリケーション「PayLah」を利用し、DBS銀行にしかできない導線の構築に成功しています。
HEALV3RSE
HEALV3RSEは、Code Greenが開発したThe Sandboxでプレイすることができるゲームです。HEALV3RSEのコンセプトは「Play to Heal」であり、、ゲーム内で環境に優しい行動を実践しゲームを進めることができます。HEALV3RSE限定のNFTも販売しており、利益は全て非営利団体であるCode Green Associationに寄付されることになっています。
このようにメタバースのゲームを活用して、環境問題を身近に学んでもらうようなことが増えてきています。本質的ではないかもしれませんが、オンチェーンで学習記録を残し、トークンインセンティブによって、より多くの人に環境問題を知ってもらうようなシステムは社会意義もありメタバースの企業利用には有効かもしれません。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名:Silvi
■概要:Silviは世界的な森林再生を加速し、何百万もの人々に持続可能な生計を提供し、地球に希望と癒しの種を蒔くことを目的としたプロジェクトです。
具体的にはSilviアプリという、森林管理者が森林再生プロジェクトの内容を簡単に追跡・報告し、コミュニティや資金提供者と森林を管理するプロセスを共有し、森林再生に基づくチャレンジに参加することを可能にします。これにより、MRVの分散化、ゲーム化、低コスト化の実現が可能となります。
また、地域社会、樹木に焦点を当てた組織、投資家、樹木管理教育イニシアティブといった人たちを巻き込んだ世界植林ネットワークの構築や、TreeForwardsと呼ばれる資金提供者がプロジェクト開始前に低リスクで透明性を持って投資する方法を提供することも進めています。
将来的には独自トークンの発行も予定しており、上記のエコシステムを上手く組み合わせたトークノミクスが期待されます。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ 本郷web3バレー主催でReFiをテーマにしたハッカソンの開催が発表
現役東大生によるWeb3コミュニティ「本郷web3バレー」が第二回となる学生限定のブロックチェーンハッカソンの開催を発表しました。今回のメインテーマは「サスティナビリティ」となっており、その中のReFiについて学生がを知る素晴らしい機会になることが期待されます。
また12月9日に開催されるインプットセッションには、F太郎が登壇します。より多くの方にReFiを知って頂ければ幸いです。ハッカソンは学生のみが参加可能となっていますが、興味のある方は参加、もしくは協賛を検討してみてください。なお、ReFi Japanもパートナーとして協力させて頂いてます。
■ Huma FinanceがCelo上で展開開始
オンチェーンクレジットプラットフォーム「Huma Finance」がCeloメインネット上にデプロイされました。Huma Financeは、プライベートクレジットをオンチェーン化することで、融資などの資産の流動性向上を目指すプラットフォームです。プライベートクレジットとは、非公開で組成、交渉される投資商品のことを指し、一般的には公開市場で取引されることがないので、流動性がありません。Humaではこれらのプライベートクレジットにより融資プールを作成します。そしてユーザーは資金を提供することで、高い利回りを一般的に得ることができますがリスクも高いです。このようなやり取りをブロックチェーンを活用することで自動で実行可能に、透明性を確保することが強みとなります。これまでPolygon上でも稼働していましたが、Celoでも稼働していくことになります。
■ NEARWEEKでOPEN FOREST PROTOCOLを特集した記事が公開
NEARに特化した情報サイトであるNEARWEEKが「OPEN FOREST PROTOCOL」(OFP)を特集した記事を公開しました。ニュースレターの初期にOFPについては紹介していますが、今回の記事の方が網羅性が高く最新情報も盛り込まれているので是非チェックしてみてください。
またNearは年に一度のカンファレンス「NEAR CON」をポルトガルのリスボンにて11/7 - 10で開催しています。リスボンでの開催は3年連続となっています。
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メンバー紹介
■F太郎(KlimaDAO)
Web3でカーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
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