9月なのに毎日暑いですね、、、🥵
【セブンイレブンのフードロス低減の取り組み】
以前フードロス削減の取組みをしているサービスとして「TABETE」を紹介したことがありますが、最近コンビニ(特にセブンイレブン)でフードロス削減の取組みをした商品を見かけることが増えたので紹介します。ReFiとあんまり関係ないです。
お店で作るスムージー
上記の画像のスムージーです。こちらの商品でサイズや見た目の問題で規格外になってしまった野菜やフルーツを使用しているようです。具体的には通常は廃棄されてしまうブロッコリーの茎の部分などが使用されています。現在、全国の一部地域で販売しているようですが、筆者(ビニール)が住んでいる大阪では1店舗しか取扱いがありません。
バナナオレ 240ml
バナナの味わいがしっかりと感じられるバナナオレです。フードロス削減の取組みとして、キズ等により規格外となった「フィリピン産高地栽培バナナ」の果肉をソースに加工し12%(バナナに占める割合)使用しています。
上記が公式商品ページの説明なのですが、こちらも規格外になってしまったバナナを一部使用しているようです。パッケージに大きく「フードロス対応商品」と書いてあるので、とても目立ちます。
このようなフードロス商品が増えてくることはとても良いのですが、価格が一般商品より高めに設定してあることが多いのが不思議だと思うことがあります。生産コストや流通コストが通常よりもかかることは理解できるのですが、そういった部分を効率化できると更に普及していくかと思います。またこの分野において、ReFiとして何かできる関わることができる余地があるのかを考えてみると面白いかもしれません。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名: Powerledger
■概要:Powerledgerはオーストラリアを拠点とするスタートアップで、ブロックチェーンテクノロジーを使用した、エネルギー取引、再生可能資産の資金調達、より効率的なカーボンおよび再生可能エネルギーのクレジット市場の実現を目指しています。創業は2016年で、環境×ブロックチェーン企業のパイオニアであり、日本市場においても2019年に関西電力とP2P余剰電力取引の実証実験を行った実績もあります。
Powerledgerは今年7月31日に、Powerledgerのエネルギーマーケットプレイスや他の分散エネルギーアプリケーションに合わせてカスタマイズされた独自のパブリックチェーン「Powerledgerブロックチェーン」を立ち上げました。新しいチェーンでは、P2Pのエネルギー取引やトラッキングのような分散エネルギーマーケットプレイスのための高頻度のマイクロトランザクションを処理するために必要な低い手数料と高いスループットの組み合わせを提供します。
本チェーン移行に合わせて、以前のエスクローモデルから、新たに取引手数料モデルを導入しました。エスクローモデルでは、ユーザーがPOWRトークンをエスクローに保持してアプリケーションにアクセスする必要がありましたが、これが取引手数料モデルに置き換えられています。
また、POWRトークンについて、 Powerledgerのエネルギーアプリケーションは新しいブロックチェーンに移行する予定ですが、トークンはEthereum上で存在し続け、Powerledgerまたは第三者のアプリケーションへのアクセストークンとしてのユーティリティを維持します。
新チェーンに関する詳細はLightpaperをご確認下さい。
また、少し前の記事となりますが、Blockchain Bizさんでご紹介していたこちらの記事が詳しくまとめられているので、ご参考下さい。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ CeloがUniswap上で使用しているクロスチェーンプロトコルの変更が承認
これまでCelo上のUniswapはクロスチェーンメッセージングプロトコルとしてOpticsを使用していましたが、今回のオンチェーン投票によってWormholeを使用することに決まりました。OpticsはUniswapの評議会で承認されていなかったことが背景にあったようです。
また今後CeloはL2への移行を予定しており、その際にはまた再評価が実施され、公式の正規ブリッジへの移行が提案されるかもしれません。内容自体はかなり難しいのと、一般ユーザーにとってはあまり意識することではないかもしれませんが、フォーラムでの提案から投票、そして承認のプロセスを覗いてみると面白いかもしれません。
フォーラム:https://gov.uniswap.org/t/temp-check-migrate-the-celo-uniswap-v3-factory-contract-owner-from-optics-to-wormhole/21629
投票:https://snapshot.org/#/uniswap/proposal/0x2a122241d608b92e605e3e2ece355e97c5691ac0448da5653025e2c929628625
■ 秋田県災害復興支援のためのNFT販売が開始
株式会社ロクブンノニ、合同会社Encrypto 、A LOVE MOVEMENTの3社が、2023年7月に発生した秋田県内の豪雨被害への災害復興支援を目的としたNFTを販売することが発表されました。株式会社ロクブンノニは2023年4月に秋田県庁とパートナーシップを締結しており、その流れを受けて今回の活動が始まったようです。
NFTは$10で販売されて利益は寄付金になり、NFTが二次流通した際もロイヤリティは寄付金となる仕組みになっています。NFTのデザインはロサンゼルスの現代アーティスト 大久保 鉄三氏とコラボレートしたものになっています。
特設サイト:https://nft4recovery.my.canva.site/jp-001-akita
■ Thallo と SOCIALCARBON がレジストリ統合を発表
カーボンクレジットのレジストリ(登録機関)と直接API連携してクレジットの双方向ブリッジを可能にするThalloが、新しいレジストリであるSOCIALCARBONとの統合を発表しました。これは、Puro.earth、BioCarbon Registryに続く3つ目の統合となります。双方向ブリッジのため、レジストリのカーボンクレジットをブロックチェーンに移した後も、リタイア(償却)しなければ、それをまたオフチェーンに戻すことが可能となります。
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メンバー紹介
■F太郎(KlimaDAO)
カーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
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