温暖化ではなく、「沸騰化」という言葉も生まれています。
【ReFi JapanがSustainable Innovation Labに参画】
「100年後も地球と生きる」をスローガンに活動するThink and Do Tankである「Sustainable Innovation Lab」(SIL)にReFi Japanが参画しました。SILは、2021年5月に発足した企業、スタートアップ、自治体、研究者などが集い、サステナブル・イノベーションを創出し、変革へとつなげていくためのThink and Do Tankです。すでにいくつかのプロジェクトがSILを起点に動き出しており、下記がその一例となります。SINRAについては、以前のニュースレターでも紹介してますので、そちらをご覧ください。
Network School
Local Coop
SINRA
この度ご縁がありまして、我々ReFi JapanもSILメンバーの一員として参画させて頂きましたので、Web3やReFiの文脈で貢献できるように尽力したいと思っております。グローバルに先駆けてReFiを社会実装するようなイノベーションの創出を目指します。具体的なSILとの共同企画や、取組みなどについては後日アナウンス予定です。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名:Arkreen Network
■概要:Arkreenは、Web3を活用したデジタルインフラストラクチャで、全世界に分散した再生可能エネルギーリソースを接続し、カーボン削減アプリケーションを可能にするための収益化を行います。Arkreenネットワークは、Web3の手法を活用し、"Arker"と呼ばれる再生可能エネルギーリソースのスマートデータロガーを利用して、適応性、プライバシー、セキュリティを提供します。Arkerは、様々な種類の機器を接続し、エッジデバイスからデータを収集し、リソースを制御して電力需要により良く対応するためのハードウェアゲートウェイです。いわゆる、DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network)系のプロジェクトと言えます。
最新のアップデートでは、Arkreen Network v1.0.4がリリースされ、AREC Verifierという初期バージョンのツールが提供されています。これは、発行されたAREC NFTをそのトークンIDに対して検証するためのスタンドアロンツールです。また、Arkreenのスマートコントラクトのイベントを監視するための新しいサブグラフが提供されています。
Arkreenは、再生可能エネルギーのためのInfrastructure-as-a-Service(IaaS)ソリューションとして、可能な限り多くの基礎的なリソースを接続し、グローバルな資産プールを作成し、再生可能エネルギー証明書、仮想電力プラントの利用、EV充電柱の共有などのアプリケーションにIaaSサービスを提供します。これらのカーボン削減アプリケーションはすべて、エネルギーセクターの脱炭素化のためのものです。
Arkreenネットワークは、Web3インフラストラクチャが経済にプラスの影響を与えるだけでなく、人間社会と自然をグローバルに持続可能な方法で結びつけるガイドラインとして機能することを目指しています。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ Gitcoin Grants 18への申込が開始
Gitcoin Grants 18への申込みが8/1からスタートしました。今回のCore Roundsの中には「Climate Solutions」が含まれており、マッチングプールとして250,000DAIが用意されています。今回のラウンドもQuadratic Funding(QF)の仕組みを採用しており、マッチングプールから寄付金が分配される。
この場を借りて、前回のGitcoin Beta RoundでReFi JapanがQFによって分配された寄付金を報告させて頂きます。1,314 $DAI の資金を獲得しましたので、今後のイベントなどの活動費用として大切に使用させて頂きます。寄付頂いた方々、本当にありがとうございました。
■ DEA、東京電力パワーグリッド、Greenway Grid Globalの3社が提携し、『ぼくとわたしの電柱合戦』の開発を発表

7/25、PlayMinigなどのゲームを運営するDEA社、東京電力パワーグリッド株式会社、Greenway Grid Global社の3社がMOUを締結し、「電力アセット」を活用した『ぼくとわたしの電柱合戦』というBCGゲームの開発を進めていることを発表しました。ゲームの内容としては、ユーザーが街中の電柱を撮影しNFTを入手して、陣取り合戦を行うようだ。そしてユーザーが撮影した電柱などのデータは、電柱の情報を知るための情報として使われる予定で、メンテナンスが必要な電柱を見つけることにも期待されている。つまり企業だけでなく、ゲームユーザーである一般市民もゲームに参加しながら、共同で電柱などの電力インフラの管理に参加できるのである。どのようなゲーム設計になるのかと、インセンティブ設計が気になるところである。
なお、『ぼくとわたしの電柱合戦』のテストバージョンは2024年に公開される予定となっている。
■「 SDGs×ブロックチェーンミートアップ」の御礼
先週Web Xのサイドイベントとして「 SDGs×ブロックチェーンミートアップ」をMORI NFTとRelicと共に主催致しました。おかげさまで満員御礼での開催となりました。当日は「PlanetDAO」、「MORI」、「QUESTRY」、「SINRA」によるプロジェクト事例紹介が行われました。それぞれ異なるアプローチで、環境問題、地方創生の課題などに取り組んでおり、参加者の方々も興味深く聞き入っていました。
交流会では、「ニュースレター読んでいます!」と何名かの方にお声がけ頂き、大変うれしく思います。そのようなお声を原動力にこれからもニュースレターを続けていければと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。
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メンバー紹介
■F太郎(KlimaDAO)
カーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
免責事項
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