京都は色々と熱かったですね🔥
【ReFi Japanロゴ刷新】
この度、デザイン会社のActant様の協力により、ReFi Japanのロゴを刷新いたしました。
新ロゴには以下のような思いが込められています。
漢字は日本やアジアのアイデンティティを象徴するものなので、ReFiのReを表現する漢字「再」が、日本でReFiを啓蒙する組織のマークとして最適だと考えた。
その「再」という漢字に芽が出始めた苗のような図像をかけ合わせオリジナリティを出すことで、日本というコンテクストから生まれるReFiを表すロゴマークが完成。
色は、山や森を表すグリーンだけでなく、海や土を表す青も取り入れてグラデーションとすることで、地球全体の循環を表現。
有機的な曲線ではなく、幾何学的でボールドな線を使用することで、WEB3特有のデジタル感も出している。
以上のような考えで、このような素晴らしいロゴが完成しました!Actant様、誠にありがとうございました!
Actant様は、昨年時点でReFiに関する記事を執筆されており、早くからReFiに注目されておりました。また今年4月に実施したReFi Tokyoにもスポンサーとして参加いただき、ロゴ作成にも協力いただいております。そして、Actant Forestという自然とデザインをつなげるラボも運営されており、様々な革新的なことをされています。ReFi Japanとして、ぜひ今後も注目していきたいです。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名:GainForest
■概要:GainForestは持続可能な自然管理を行う管理者に報酬を与える分断型のファンドです。そしてこれらの自然管理を行うためにAIを活用していきます。保全すべき森林の画像データ(ドローンや人工衛星などで撮影)などをAIで分析して測定することで、コストの削減と効率化、そして透明性を持たせています。
このようにして保全が検証された森林の管理者に対して、マイルストーンを用意し、達成していれば報酬を支払うファンドとなっています。この支払いに暗号資産を使用することで、取引手数料を削減し、タイムラグをなくすことが可能になります。またそれらの資金の流れは透明性を持つので、ファンドの資金が不正に利用されないように監視することもできます。なおSolanaのブロックチェーンを使用しています。
GainForest自体はスイスのチューリッヒに拠点を置く非営利団体で、現状は寄付ベースで活動しています。NFTを発行していますが、このNFTでの収益はパートナーの方に行くことになっているようです。また今後ガバナンストークンを発行予定で、プライベートトークンセールも予定しています。サスティナブルに森林や自然保護に資金を供給することを目的としたファンド自体の資金調達などの問題は多々あるかと思います。そもそも大元の資金獲得手段に持続性がないという風にも考えられます。今後このような課題を解決するようなソリューションなどが生まれてくることを願っています。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ 日本でweb3を活用したカーボンクレジット創出に関わる動きが活発に
先月頃から、ニュースレター#33でも紹介したSINRAを皮切りに、日本でweb3を活用したカーボンクレジット創出に関わる動きが活発になってきています。ReFi Japanとしても、日本でこのようなプロジェクトが増えてきていることを大変嬉しく思っております。以下、直近のニュースをまとめたのでご覧ください。
Gincoら、Web3基盤を活用したカーボンクレジット創出に関する実証実験スタート
https://techable.jp/archives/212206Jasmy、カーボンクレジット共創プラットフォーム「稲作コンソーシアム」に参画
https://digital-shift.jp/flash_news/FN230621_5…web3を活用したカーボンクレジットの売買を目指す「CCx3」プロジェクト開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000054810.html…
■ Open Forest Protocol と Neutral が提携しカーボンマーケットに画期的なdMRVを導入
Open Forest Protocol (OFP)とNeutral は、透明性、真実性、データに裏付けられたカーボンマーケットをすべての人が利用できるようにするために、提携を行いました。
OFPは、地球上のあらゆる森林プロジェクトを対象とした、ブロックチェーンベースのデジタル測定・報告・検証のパイオニアであり、Neutralは、トークン化されたカーボンクレジット、再生可能エネルギークレジット、炭素先渡契約などの環境資産の次世代取引所です。
Neutralの信頼できるスポット取引所としての強みと、OFPの画期的な分散型測定・報告・検証(dMRV)システムが相まって、強力な協力体制が整いました。この提携により、NeutralはOFPのdMRV技術で検証された高品質のクレジットを調達することができます。また、OFPのデータはNeutralのプラットフォームにも導入され、カーボンクレジットの定性情報をより多くの人々が利用できるようになります。
■ Regen NetworkとecoTokenが提携
Cosmosでマルチチェーン展開をしているRegen Networkと、Solanaで開発をしているecoTokenの提携が発表されました。この提携により、ecoTokenユーザーがRegen Marketplaceおよびその他のブロックチェーンでクレジットを廃止、NFTの発行などができるようになるとのことです。Regen Networkを中心に、ReFiエコシステムのマルチチェーン展開が活発になっていきそうです。
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メンバー紹介
■F太郎(KlimaDAO)
カーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
免責事項
当ニュースレターの目的は、暗号資産やトークンの購入や売却などを勧誘するものではありません。掲載されている情報は、誤りがある可能性があります。当ニュースレターのご利用により、被害・損害などが発生したとしても、ReFi Japanは一切責任を負うものではないことをあらかじめご了承ください。また、当ニュースレターは閲覧及び情報収集のみの目的にてご利用いただき、無断複製や転載などは行われないようにお願いいたします。