まだ5月なのに30℃に迫る暑い日が続いてますね、、、水分補給大切🧊
【地球を笑顔にするWEEK】
最近テレビを観ている方はご存知かもしれませんが、5/14 - 5/20はTBSにて「地球を笑顔にするWEEK」が実施されています。テレビ局各局でこのような取り組みを行っているので、「またか」と思ってしまう人も多いかもしれませんが、調べてみるとテレビでは伝えきれてない取組みがあり興味深いです。今回のWEEKでは、「期間中はグリーン電力を使用し、CO2排出ゼロ放送を実現」という取組みを行います。
上記が試算内容なのですが、期間中のすべての放送にかかる電力を約22万7000kWhと算出し、グリーン電力証書を充当することで、約105トンのCO2を相殺するようです。また、TBSは今回の期間に関わらず、毎年100kWh分のグリーン電力証書を購入しています。
テレビやYouTubeといったエンタメコンテンツの制作・配信は、電力消費と切っても離すことができないので、エンタメ業界が今後どのようなアクションを起こすのか気になります。スタジオ照明を極力削減して、スタジオ撮影している番組などもあったりして、様々な工夫が見られますね。
ReFi プロジェクト紹介🤝
■プロジェクト名:Bitgreen
■概要:Bitgreenはサステナビリティ(持続可能性)を考慮して設計された専用のブロックチェーンで、サステナビリティへの取り組みに資金を投入し、気候変動に取り組むために協力とコミュニティを調整するためのオープンでパーミッションレスなプラットフォームです。
チェーンはParity TechnologiesのSubstrateで構築されており、既にPolkadotのパラチェーンスロットも獲得しています。
世界のグリーンプロジェクトの資金不足が問題となっており、今後 10 年間で 50 兆ドル不足していく推定されています。Bitgreenはそのようなプロジェクトに資金を投入するために開発を進めており、10 年間で 1 兆ドルを調達することを目標としています。
メインとなる、カーボンクレジットやインパクト投資のプラットフォームは現在準備中ですが、HABBIT GAMEという、より良い習慣をみにつけることができるゲームは既にリリースされています。
このゲームは、いわゆるPlay to Earn(遊ぶことでトークンなどを獲得できる仕組み)ではなく、始めるためには専用トークンであるBBBトークンをデポジットし(100ドル分)、良い習慣を続ければそれが返還され、逆に続かなければそのデポジット分が森林保護などに寄付されるようです。(損失回避バイアスを利用したユニークな試みです!)
またBitgreenは、カーボンクレジットの認証機関であるGoldstandardのブロックチェーンパートナー5社にも選ばれており、ReFiプロジェクトとして注目が集まっています。
ReFi ニュース📰
最近のReFiに関するニュースをお届けします。
■ Accion Venture LabがCelo Allianceに参加
Accion Venture LabがCelo Allianceに参加しました。Accion Venture LabはAccionの一部門であり、フィンテックスタートアップへの初期段階の投資を行っています。2012年から活動しており、35 か国以上で事業を展開する 60 以上の革新的な初期段階の企業に投資した実績があるようです。この提携によって、Celoがweb2のスタートアップやフィンテック企業とのコラボレーションが促進されることが期待されます。
また、Accion Venture LabのWeb3への投資に関する声明を発表しているので、参考になるかと思います。
Investment thesis for Web3:https://www.accion.org/hope-or-hype-web3-and-its-potential-to-advance-financial-inclusion
■ AirchainsがSankalpTaru Foundationと提携
インドでITを駆使しつつ植林活動などを行っているNGOであるSankalpTaru Foundationと、NEARブロックチェーンなどで簡単にブロックチェーンを開発するツールを提供するSaaS企業であるairchainsが提携を発表しました。
この提携により、SankalpTaruが農家や種子提供者などへの支払いを自動化したりすることによって透明性を持つようになります。また、植林した木々の進行状況などのデータを管理する際にも利用されるようです。支払いの透明性を確保するための使用についてですが、環境保全事業には政府などからの支援が得られやすいが、その一方で横領や汚職などによって活動が行われていないという問題が背景にあるようです。
■ ImpactMarket、ウガンダでマイクロクレジットの試験運用を開始
世界中で拡大する所得格差に対処し、貧困と戦うためにベーシックインカムの仕組みを目指しているImpactMarketが、ウガンダにおけるマイクロクレジットのパイロットプログラムの開始を発表しました。
このパイロットは、銀行口座を持たない起業家にマイクロクレジットを提供することを目的としています。参加者は、ImpactMarketのアプリとLibera クリプトウォレットを使用して、6 ~ 9 か月間、1 日あたり 0.1% で 200 ~ 2500 ドルのクレジットにアクセスできます。
マイクロクレジットは、人口の大部分が貧困の中で暮らしており、資本へのアクセスができない発展途上国において、金融包摂のための効果的なツールとなっています。ウガンダも例外ではなく、人口の80%以上が農村部に住んでおり、金融サービスへのアクセスは限られています。マイクロクレジットは、小規模ビジネスの立ち上げや成長に必要な資金を地元住民に提供することで、彼らに力を与える上で重要な役割を果たすことができます。
ImpactMarketは、ニュースレター #8でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
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メンバー紹介
■F太郎(Nori)
カーボンクレジット市場の課題を解決するKlimaDAOのContributorとして活動。
■ビニール(Fracton Ventures)
Web3 IncubatorであるFracton Ventures所属。レコード好き。
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